「はたちの献血」に協力を=若者離れが課題−日赤(時事通信)

 「社会へ第一歩を踏み出すこの機会に、ぜひ皆さんのご協力を」。成人の日の11日、東京都内では、移動採血用のバスが出たり、「はたちの献血」のポスターが掲示されるなどして、成人式や参拝帰りの若者たちに、献血への参加を呼び掛ける光景が見られた。
 日本赤十字社によると、献血者数はピーク時の1985年には約869万人だったが、その後は減少傾向が続き、2008年は約507万人にとどまった。特に16−19歳と20−29歳の年齢層の落ち込みが顕著という。
 一方、総務省がまとめた1月1日現在の人口推計では、新成人は127万人と過去最低を更新。若者の献血離れをいかに食い止めるかが、救命医療を支える上でも課題になっている。
 渋谷区の明治神宮前では、採血バスとテントの「出張所」が設けられた。これまで20年間、同じ場所で実施してきたという東京麹町ライオンズクラブの幹事、橘薫さん(69)は「若い人たちに場所やきっかけをつくってあげることが重要」と話した。
 400ミリリットルの献血を済ませた20代女性は、「近くで友達と会う約束があったので立ち寄りました」。22歳の男性は「初詣での帰り。簡単にできる社会貢献と思っています」と語った。
 日赤によると、着物での献血は、体の締め付けがきついことなどから、「お断りしている」という。 

【関連ニュース】
〔写真ニュース〕「成人の日」の参拝客
英国渡航者の献血制限を緩和=滞在1カ月未満は可能に
血液検査でがん検出=遺伝子の状態変化解析
「スペイン風邪」前生まれに免疫=70歳代以下、ほぼなし
在米被爆者に健診=高齢化進行、1000人に減少

後納期間10年に延長=国民年金保険料、法案提出へ−厚労相表明(時事通信)
「時事漫画」原画 新たに105点 大正末期の作品「日本漫画の原点」(産経新聞)
<元服式>ダム建設で廃村、旧徳山村の伝統…岐阜(毎日新聞)
【再生の街 水谷門下生の震災15年】(上)神戸市灘区・六甲道駅南地区(産経新聞)
支援員の元中学校長、いす引き小6女子軽傷(読売新聞)
nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。